言葉の壁の向こうの世界
こんばんは
飲むヨーグルトを傍らにブログを書いております「くえたのん」です。
この頃AIの進歩が目覚ましいですよね。アルファ碁がイ・セドル氏に勝利したことをきっかけに、一般市民にも広く認知されるようになったと感じてます。
そんなAIに僕が大きな期待をよせているのが、自然言語処理という分野です。
なんやそれ・・・という方のために引用しておきましょう。
自然言語処理(しぜんげんごしょり、英語: natural language processing、略称:NLP)は、人間が日常的に使っている自然言語をコンピュータに処理させる一連の技術であり、人工知能と言語学の一分野である。
平たく言うと、「我々が使っている言葉をコンピュータに理解させ、使いこなせるようにしてやろうじゃないか!!」って試みです。
この分野が発展するとどうなるのか?
一つの到達点として、「多言語間での機械通訳」が挙げられます。
自分が発した日本語を、機械が英語や中国語などなど外国語に変換して喋ってくれ、相手が喋った内容も日本語で通訳してくれる。
英語をいちいち勉強しなくても、外国の人とコミュニケーションがとれる時代はそう遠くありません!!欧州言語間ではSkypeが既に実用的な通訳サービスを打ち出していますし、個人的には遅くても10年以内には多言語間での機械通訳がウェアラブルデバイスと共に世に出回っていると予想しています。
こうして言葉の壁が取り払われることになったら、世界や僕らの生活はどう変わっていくのかなーとちょっとだけ想像にふけってみましょう。
【世界】グローバル化がさらに加速
国を越えての仕事・移住・交流などは間違いなく活発になる。そうすると国という枠組みの存在感は薄くなって、住みやすい地域に世界中から人が集まり、人口集中と過疎化が国際的に激化しそう。
いずれは世界政府的なものも作られるんじゃないかな。人種や性別、年齢、出身を問わずいろんな人が集まって、地球市民として法や政策を考えていく組織。
【僕らの生活】仕事と教育に大きな変化
誰でも世界中の人を相手に仕事ができるようになるから、クラウドソーシングの幅がぐっと広がってインターネットを通じた仕事が増えていきそう。企業に就職せずに、個人事業で生計を立ててく人も増えそうだな。
あと教育も大きく変わる!!英語教育の重要性が薄くなって、代わりに世界史・国語・情報の教育が注目されていくだろうな。異文化交流の授業もますます大事になってくる。
最初のうちはいろんな文化が衝突して、いざこざが絶えないような気がする。でも時間を経て、それらが混ざり合った時、どんな面白いものがでてくるのか楽しみだなー