情熱37度2分

模索中。。。

チームとしての研究室~如何に質問しやすい環境を作るか~

こんばんは。くえたのんです。

 

今日は「研究室」というものに関して思うところを書いていきます。

まずそれはどんなもんなんじゃい!?というところから始めますか。

 

僕が通っている大学の場合、1,2年生は座学が中心の生活です。

一般教養科目から始まり徐々に専門科目が増えてくるような感じ。

バイトやサークルに打ち込む人もこの時期は多いです。

ところがだんだん実験やら実習やらもやるようになると、レポート地獄へ突入し阿鼻叫喚のツイートがTLを賑わせるようになります(笑)

この地獄をなんやかんやで潜り抜け、ある程度の専門知識がついてくると遂に

研究室へ配属!!

なんだか偉くてすご~い教授が支配するその王国の魅力、それはやはり世界最先端の学術に触れ、自分の力で壁をほんのちょっぴりだけ押し広げる体験ができることでしょうか。実験中心の日々。各個人には居室のデスクが割り当てられ、実験の合間にそこで論文読んだりスライド作ったり雑談したりします。忙しさはホントに研究室によるので何とも言い難いですが、たいていの学生は目が疲れに淀んでいく印象です。この頃になるともう1年生のフレッシュさが眩しくて眩しくて...(涙)

なお文系の人の場合、毎日研究室へ通うとは限らず、週に何回か集まってゼミを行うだけだったりするそうです。カルチャーショックです。

 

さてそろそろ本題へ入りましょう。

僕は現在大学院生なんですが、少しずつ研究というものにも慣れてきてこの頃考えるんです、どうやったら研究室としての生産性を向上させていくことができるのか

同じ研究室内の学生同士であっても担当している研究テーマは人それぞれです。自分で勉強したり人に聞いたりして着実に研究を進めていく優秀な学生がいる一方で、なかなか上手く進めることのできない学生も沢山いるというのが実際です。四苦八苦しながらも卒業論文を書き上げて皆さん卒業していく訳ですが、僕の研究室の問題点として、研究の進捗があまりに個人の能力に依存している、ということを感じています。

研究が上手くいかないばかりにドロップアウトしてしまう学生がいることも考慮すると、研究室を1つのチームとみなし、個人の能力差をチームとしてカバーしていく必要性があるのではないでしょうか。

 

もちろんそういった取り組みが全く無い訳ではありません。

指導教員とディスカッションする時間はありますし、現状報告会で互いに進捗状況を共有することもしています。

ただ、これらの取り組みはインターバルがそこそこありますよね。今後の方向性を考え見直すという意味でとっっっっても大事なものですが、進捗を阻むものというのは、実はホントに些細なことの積み重ねだったりするんです。例えば、試料の作製手順でのちょっとした不手際、実験装置や計算ソフトの扱い方、論文中の専門用語の意味などなど。これらは先輩や先生方に聞けばすぐに解決する類のものであることが多いです。ところが、簡単なことであるがゆえに質問しずかったりするんですよね。みんな忙しそうだし、こんな事も知らんのかって思われたら....なんて考えて自分で調べようとし、だらだら時間を消費してしまいます。その中で得られる知識も大事ですけども!!

 

ということで?、個人の能力にあまり依存せず研究室としての生産性を向上させるために必要なのは、質問しやすい環境であると思っています。

次に、それをどのようにしたら構築できるのか考えてみましょう。

キーワードは心理的安全性」「質問機会」でしょうか。

まずは質問してもバカにされないという安心感や信頼関係の構築、すなわち心理的安全性の確保が必要となります。この考えは最近とても注目されてまして、以下のような記事が参考になるかと!

 

職場を崩壊させないために必要な「心理的安全性」を作り出す方法 - GIGAZINE

グーグルが突きとめた!社員の「生産性」を高める唯一の方法はこうだ(小林 雅一) | 現代ビジネス | 講談社(4/4)

心理的安全性の高いチームを作るための取り組み | Social Change!

 

このような環境構築の責任はリーダーである教授のみにかかるものではありません。メンバー全員で築いていくものであり、スタッフから学生へ、そして学生間でも先輩から後輩へと受け継がれていくべきものでしょう。学生同士で教え合い、自然と切磋琢磨していく環境ができたらいいですよね~。

 

心理的安全性と同じく重要なのが、質問できる機会をなるべくたくさん設けるということだと思っています。スタッフや先輩の方から「最近どうよ」と声をかけていくのはどうでしょう?また、現状報告会をやるにしても1ヶ月毎よりは2週間毎、あるいは毎週でもいいんじゃないかな。分報なんて試みもあります。

Slackで簡単に「日報」ならぬ「分報」をチームで実現する3ステップ〜Problemが10分で解決するチャットを作ろう | | Craftsman Software Inc.

そして注意しなければならないのは、こうしたコマメな現状報告会は成果報告会とは異なるということ。成果があるに越したことはありませんが、成果を出さねばというプレッシャーを与えすぎるのも問題です。各個人が何をやっているか、そして行き詰まっている課題は何なのかを共有する場として扱うことが肝心かと。

 

何かしらの失敗があった時に、個人の責任として処理するのでは無く、組織としての仕組みに問題を探すのは重要なことだと思います!!

あ~研究室行きたくね~。